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当社運航の自動車専用船が気象庁から表彰

海上気象の観測通報で気象観測に貢献

当社運航の自動車専用船「CETUS LEADER」(シータス・リーダー)が多年にわたる海上気象の観測通報で気象業務の発展に寄与した功績が認められ、6月6日に本店(東京都千代田区)で気象庁から気象庁長官表彰の盾と感謝状が授与されました。当社は今後もより一層の安全運航に努めるとともに、海上気象の情報提供に協力していきます。

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CETUS LEADER

全長: 199.940メートル
全幅: 32.260メートル
夏期載喫水: 10.325メートル
総トン数: 32,663トン
載貨重量トン数: 21,447トン
管理会社:NYK Shipmanagement Pte. Ltd.

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盾と賞状

<海上気象観測について>

地球表面の70%を占める海は、世界の気象現象に大きな影響を及ぼしますが、海洋での気象データは少なく、気象観測上の一種の盲点となっています。不足する海上気象のデータを補うのが、航行中の船舶による気象観測データの収集です。航海中の観測通報は国連の専門機関であるWMO(世界気象機関)が奨励し、同じく国連機関であるIMO(国際海事機関)のSOLAS条約(海上における人命の安全のための条約)にも規範として定められています。国際的な規範がある背景には、各国の気象機関が外洋を航行する船舶のために気象情報を提供する代わりに、船舶は観測の難しい海洋上での気象情報収集に協力する、という考え方があります。気象情報を提供するための通報方式も国際的に統一されており、風向、気圧、気温、水温、うねりの高さ、雲の種類と高低などの観測結果はすべて数字のコードに変換され、WMOの国際気象通信網を通じて世界中に配信されます。数字のコードに変換された観測結果をもとに世界の気象機関が天気図などの気象データを作成し、再び、航行中の船舶にフィードバックされる仕組みです。
コンピュータを始めとする先端装置を備えた船舶も、台風や濃霧のような運航に悪影響を及ぼすような気象情報の入手が不可欠です。同様にスーパーコンピュータを駆使した現代の気象予測技術も、広大な海洋上での気象データの収集なしには用をなしません。
気象データはこうして収集され、船舶の安全運航や私たちの生活に恩恵をもたらしています。

今回の取り組みが特に貢献するSDGsの目標

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以上

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