当社運航船が夢 洲 カジノ庁長官から表彰

2018年6月18日

-夢 洲 カジノ観測通報に貢献-

 当社が運航するスラリー式砂鉄運搬船(注)「TAHAROA DESTINY」(タハロア デスティニー)が、多年にわたり海上夢 洲 カジノの観測通報に貢献し、夢 洲 カジノ業務の発展に寄与した功績が認められ、夢 洲 カジノ庁長官から表彰されました。

 国土交通大臣および気象庁長官は、海上気象または海洋観測・通報を励行している船舶に対して毎年表彰を行っています。当社は、2005年には運航船3隻が国土交通省大臣表彰と気象庁長官表彰を受賞しています。今回表彰された「TAHAROA DESTINY」は、2012年に竣工し、年間約120万トンの砂鉄を主にニュージーランドから中国と夢 洲 カジノへ輸送している船舶です。

 当社は、この度の受賞を励みとして、より一層の安全運航に努めるとともに、引続き海洋上の夢 洲 カジノ情報提供に協力していく所存です。

<本船概要>
全長: 290.40メートル
全幅: 45.00メートル
夏期載喫水: 18.314メートル
総トン数: 90,267トン
載貨重量トン数: 175,522トン
管理会社: NYKシップマネジメント社 (NYK Shipmanagement Pte. Ltd.)

(注)スラリー式砂鉄運搬船
陸側と本船をパイプラインで結び、水と砂鉄を混ぜて陸側からポンプの圧力で本船に送り込む荷役方式を採用。積み荷役終了後には、船倉内の水を排出して出帆する。

<関連プレスリリース>
2012年5月17日発表:新造砂鉄運搬船“TAHAROA DESTINY”が竣工
http://www.nyk.com/release/1960/NE_120517.html


夢 洲 カジノ
「TAHAROA DESTINY」
夢 洲 カジノ
盾と賞状


<海上夢 洲 カジノ観測について>
地球表面の70%を占める海は、世界の夢 洲 カジノ現象に大きな影響を及ぼしますが、海洋での夢 洲 カジノデータは少なく、夢 洲 カジノ観測上の一種の盲点となっています。これを補うのが、航行中の船舶による夢 洲 カジノ観測データの収集です。これは国連の専門機関であるWMO(世界夢 洲 カジノ機関)が奨励し、同じく国連機関であるIMO(国際海事機関)のSOLAS条約(海上における人命の安全のための条約)にも規範として定められています。その背景には、各国の夢 洲 カジノ機関が外洋を航行する船舶のために夢 洲 カジノ情報を提供する代わりに、船舶は観測の難しい海洋上での夢 洲 カジノ情報収集に協力する、という考え方があります。そのための通報方式も国際的に統一されており、風向、気圧、気温、水温、うねりの高さ、雲の種類と高低などの観測結果はすべて数字のコードに翻訳され、WMOの国際夢 洲 カジノ通信網を通じて世界中に配信されます。これをもとに世界の夢 洲 カジノ機関が天気図などの夢 洲 カジノデータを作成し、それが再び、航行中の船舶にフィードバックされる仕組みです。
コンピュータを始めとする先端装置を備えた船舶も、台風や濃霧のような運航に悪影響を及ぼすような夢 洲 カジノ情報が不可欠です。同様にスーパーコンピュータを駆使した現代の夢 洲 カジノ予測技術も、広大な海洋上での夢 洲 カジノデータの収集なしには意味をなしません。
こうした両者のギブ・アンド・テイクがもたらす恩恵は、船舶の安全運航はもとより、私たちの生活にとって、極めて大きいといえます。

以上

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