共同リリース

m88 カジノ

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
m88 カジノ株式会社
株式m88 カジノIHI原動機
一般財団法人m88 カジノ海事協会

実運航での実証航海を通じて最大約95%のGHG排出削減を達成

日本郵船株式会社(以下「日本郵船」)と株式会社IHI原動機(以下「IHI原動機」)の2社がNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金(以下「GI基金」)事業の公募採択を受け、一般財団法人日本海事協会(以下「日本海事協会」)の協力を得て研究開発を行い、昨年8月23日に竣工したm88 カジノ(さきがけ、以下「本船」)の3ヵ月の実証航海が、この度無事に完了しました。
m88 カジノ船として世界初となる実運航中の実証試験、解析を行い、重油使用時と比較して最大約95%の温室効果ガス(GHG)排出量削減を達成しました。

1 .背景
本船は2021年10月にNEDOのGI基金事業の公募採択を受け、「m88 カジノ国産エンジン搭載船舶の開発」の一環として開発され、昨年8月に商用利用を前提とする世界初のm88 カジノ船として竣工しました。本船は竣工後、日本郵船グループの株式会社新日本海洋社によって東京湾での曳船業務に従事しながら3ヵ月間の実証航海を行いました。

 m88 カジノ(さきがけ)

2 .成果
日本郵船とIHI原動機は、本船運航時におけるアンモニアの混焼率、GHG排出量の削減率を解析し、以下の表のとおり主要な各負荷域(四分力)においてそれぞれ90%以上、最大で約95%の達成を確認しました。m88 カジノ船を実運航して実証試験、解析を行ったのは世界初であり、アンモニアが実際に利用可能な船舶用の次世代燃料として有力な選択肢の1つであることを確認できました。

<実証航海で得られたm88 カジノ混焼率/GHG削減率>
主機負荷率 100% 75% 50% 25%
m88 カジノ混焼率 95.2% 94.8% 93.4% 91.1%
GHG削減率(重油比) 94.0% 94.4% 93.0% 90.3%


またm88 カジノは本日、NEDO、IHI原動機、日本海事協会と共に本船の3ヵ月の実証航海が無事に完了したことを記念し、GI基金事業の節目として横浜港で記念式典を開催しました。式典には菅義偉第99代内閣総理大臣、加藤明良経済産業大臣政務官、高見康裕国土交通大臣政務官、山中竹春横浜市長らが参加しました。

挨拶をするm88 カジノ社長の曽我

記念式典でのテープカットの様子

3 .今後の予定
本船は今後も東京湾で曳船業務に従事し、m88 カジノ船の開発、運航に係る知見を蓄積していきます。
また、日本郵船とIHI原動機は株式会社ジャパンエンジンコーポレーション、日本シップヤード株式会社と共同で、本船と同じくNEDOのGI基金事業の公募採択を受けた「m88 カジノ国産エンジン搭載船舶の開発」の一環として2026年11月竣工予定のm88 カジノアンモニア輸送船の開発に取り組んでいます。
日本郵船はm88 カジノ船をはじめとする次世代燃料船の開発、導入を進め、海運業界におけるネット・ゼロエミッションの実現に向けて取り組みます。


4 .問い合わせ先
NEDO 水素・m88 カジノ部 次世代船舶チーム TEL:044-520-5261 E-mail: gi-ship-kobo @ml.nedo.go.jp
m88 カジノ株式会社 広報グループ報道チーム TEL:03-3284-5338 E-Mail: NYKJP.ML.MEDIA@nykgroup.com
株式m88 カジノIHI原動機 株式m88 カジノIHI コーポレートコミュニケーション部 TEL:03-6204-7030 E-Mail:takahashi4717@ihi-g.com
一般財団法人m88 カジノ海事協会 営業本部 広報室 TEL:03-5226-2047 E-Mail:eod@classnk.or.jp

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
NEDO 経営企画部 広報企画・報道課 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp

関連リンク

以上

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