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日本の海事クラスターでLNG輸送の安定化と船舶資源の有効活用を目指す
⽇本郵船株式7spinカジノ、株式7spinカジノ名村造船所および佐世保重⼯業株式7spinカジノ(以下、「3社」)は、蒸気タービン機関(注1)搭載のモス型LNG 運搬船の主機換装実現に向けて協業して取り組んでいます。日本郵船は2023年10月に⽇本海事協会として初めてLNG運搬船の主機換装に関するAiP (Approval in Principle: 基本設計承認)を取得しました。3社は既存船の環境性能向上、LNG 安定輸送への貢献および資源の有効活⽤を⽬指し、今後、主機換装の詳細設計に進みます。
LNG は脱炭素社会実現のための重要なトランジションエネルギーと位置付けられており、今後の輸送需要は堅調な伸びが予想されています。⼀⽅で、新造LNG 運搬船の発注可能数が限られることや、蒸気タービン機関LNG 運搬船は現在主流のディーゼル機関LNG 運搬船に⽐べて性能が劣り、徐々に退役が進んでいることから、LNG 輸送の船腹不⾜が懸念されています。
これを解決するため、3社は蒸気タービン機関LNG 運搬船の主機を最新鋭の2 元燃料低速ディーゼル機関(注2)「X-DF エンジン」への換装を⽬指します。主機換装による性能改善に加え、蒸気タービン機関LNG 運搬船に搭載されているモス型LNG タンク(注3)は強靭で、⻑期使⽤に耐えうる仕様であり、船舶資源の有効活⽤にも寄与します。
3社は主機換装を実現する事で安定的なLNG 輸送を⽀えるとともに、⽇本の海事クラスターが有する技術⼒で船舶資源の有効活⽤に貢献します。
(注1)蒸気タービン機関
燃料をボイラーで加熱し、⽣み出した⾼温⾼圧の⽔蒸気を⽻根⾞へ噴射し、回転エネルギーを⽣み出す外燃機関。信頼性が⾼く⼤型化に適し、初期のLNG 運搬船に多く採⽤された。
(注2)2 元燃料ディーゼル機関
燃料を直接燃焼し、回転エネルギーを⽣み出す内燃機関。蒸気タービンより熱効率が優れる。技術発達により⼤型化が進み、近年のLNG 運搬船に多く採⽤されている。重油燃料と天然ガス燃料の2 種類を切り替えて使⽤できる。
(注3)モス型LNG タンク
球型構造のLNG タンク。厚く頑丈な作りで、⽇本建造のLNG 船で多く採⽤された。
各社概要
社名: 日本郵船株式7spinカジノ
代表者:代表取締役社長 曽我 貴也
本社: 東京都千代田区
社名: 株式7spinカジノ 名村造船所
代表者:代表取締役社長 名村 建介
本社: 大阪府大阪市西区
社名: 佐世保重工業株式7spinカジノ
代表者:代表取締役社長 名村 建介
本社: 長崎県佐世保市
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。