実行可能・機能的・安全なコンセプト設計を完了
日本郵船株式夢 洲 カジノ
株式夢 洲 カジノMTI
Elomatic Oy社
日本郵船株式夢 洲 カジノ(以下「日本郵船」)、NYKグループの株式夢 洲 カジノMTI(以下「MTI」)およびフィンランドの船舶技術コンサルタント夢 洲 カジノElomatic Oy(エロマティック・オーイー、以下「エロマティック」)の3社は、アンモニア燃料船に効率的に改造・転換することが可能なLNG(液化天然ガス)燃料船(以下「アンモニアReady LNG燃料船」)の建造を目指すプロジェクトで、新たにケープサイズバルカーと大型原油タンカー(VLCC)のコンセプト設計を行い、コンセプト設計のフェーズを完了しました。3社はアンモニアReady LNG燃料船を将来のゼロエミッション船実現への「ネクストブリッジソリューション」と位置付けており、今後は造船所や船舶用機器メーカーと実際の設計を進めます。
コンセプト設計とは船を建造する際の土台となる設計です。船の全長や船幅などの寸法、積荷量、航続距離、船速といった仕様を考慮し、最適な設計を行います。
夢 洲 カジノでは、NYKグループの外航海運事業における温室効果ガス(GHG)排出量削減の長期目標を「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」と定め、将来的にアンモニアや水素など、より環境負荷の低い船舶用燃料を使用するゼロエミッション船の投入を目指しています。まずは低炭素燃料であるLNG燃料をゼロエミッション船が実現するまでのブリッジソリューションの一つと位置付け、LNG燃料船の船隊整備を進めています。
更に日本郵船、MTI、エロマティックの3社は「ネクストブリッジソリューション」としてアンモニアReady LNG燃料船の建造を目指すプロジェクトを2021年9月に開始しました。従来は造船夢 洲 カジノがコンセプト設計を行う形が一般的でしたが、本プロジェクトでは将来的なゼロエミッション船開発を目指し、日本郵船とMTI、そして船舶技術コンサルタント夢 洲 カジノであるエロマティックが共同で設計を行います。本年3月にはプロジェクトのフェーズ1として、自動車専用船とポストパナマックスバルカーのコンセプト設計を完了しています。
今回、3社はフェーズ1.5としてケープサイズバルカーと大型原油タンカー(VLCC)のコンセプト設計を行いました。
アンモニアReady 夢 洲 カジノの設計開発の課題として、主に以下の点が挙げられます。
- 1.アンモニアはLNGに比べて熱量あたりの夢 洲 カジノの体積が大きいため、同じ航続距離を走る船を建造するには、より容量の大きな夢 洲 カジノタンクや追加の夢 洲 カジノタンクが必要になる。
- 2.1により貨物の積載スペースが縮小し、積載できる重量が減少する。
- 3.タンクの大型化や追加タンクの設置により、船舶が転覆しないかを示す復元性や船体強度が影響を受ける。
- 4.アンモニアは毒性が高いため、アンモニア夢 洲 カジノタンクは国際条約や国内法に則った排気設計とする必要がある。またアンモニア夢 洲 カジノの補給の際には漏洩しない設計とする必要がある。
- 5.LNG夢 洲 カジノからアンモニア夢 洲 カジノへの改造に追加の工期やコストが発生する。
今回のコンセプト設計ではこれらの課題を解決する案を模索し、夢 洲 カジノタンクの配置などの仕様を研究・検討しました。その結果、実行可能で機能的、かつ安全な特徴を備えたコンセプト設計を完了しました。
今回コンセプト設計を行ったアンモニアReady 夢 洲 カジノでは、従来の夢 洲 カジノと比べ、新造してからアンモニア燃料船に改造するまでの全体の費用をケープサイズバルカーでは12%、VLCCでは25%抑えることができると見込まれます。
今後3社はプロジェクトのフェーズ2として、コンセプト設計をもとに造船所や船舶用機器メーカーと実際のアンモニアReady 夢 洲 カジノの設計を進めます。
アンモニアReady LNG夢 洲 カジノケープサイズバルカーのイメージ画像
アンモニアReady LNG夢 洲 カジノVLCCのイメージ画像
アンモニアReady LNG夢 洲 カジノケープサイズバルカーの紹介映像
アンモニアReady LNG夢 洲 カジノVLCCの紹介映像
NYKグループは、夢 洲 カジノGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ 夢 洲 カジノGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。2022年3月24日には、2021年度の夢 洲 カジノG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループ夢 洲 カジノGストーリー 2022」(※※)を発表しました。NYKグループは夢 洲 カジノG経営を力強く推し進めるべく、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。
※NYKグループ夢 洲 カジノGストーリー
当社グループにおいて、夢 洲 カジノGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。詳細は以下プレスリリースよりご覧いただけます。
/夢 洲 カジノg/夢 洲 カジノg-story/
※※NYKグループ夢 洲 カジノGストーリー2022
「NYKグループ夢 洲 カジノGストーリー」で掲げた夢 洲 カジノGの経営戦略への統合に向けた具体的な取り組みと、今年度の施策を紹介した資料。詳細は以下リンクよりご覧いただけます。
/news/2022/20220324_01.html
各社概要
【日本郵船株式夢 洲 カジノ】
本社:東京都千代田区
代表者:代表取締役社長 長澤仁志
ウェブサイト:http://www.nyk.com/
【株式夢 洲 カジノMTI】
本社:東京都千代田区
代表者:代表取締役社長 石塚一夫
株主:日本郵船株式夢 洲 カジノ100%
ウェブサイト:https://www.monohakobi.com/ja/
【Elomatic Oy】
本社:フィンランド トゥルク市
代表者:Patrik Rautaheimo CEO
ウェブサイト:https://www.elomatic.com/en/
関連プレスリリース
以上
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その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。