夢 洲 カジノ保全

日本郵船グループと夢 洲 カジノの関係性マップ

企業と夢 洲 カジノイニシアティブ(JBIB)が開発した「企業と夢 洲 カジノの関係性マップ」を参考に、海運業のライフサイクルと夢 洲 カジノへの影響、及び関係した当社の取り組みを纏めたものです。当社は、船を調達する・運航する・処分する、などの全過程において夢 洲 カジノに影響を与える可能性があるということを認識し、今後も、さまざまな対策を実施していきます。

日本郵船グループと夢 洲 カジノの関係性マップ

  1. ※1デュアルレーティングシステム
    高速運航時と減速運航時のそれぞれに最適な2つの出力レンジを任意で選択できるシステム
  2. ※2MT-FAST
    プロペラ前方に複数の翼を取り付けることで、プロペラの回転から生まれる旋回流による損失エネルギーを回収する省エネ装置
  3. ※3ROSE:Report Of Ship's movement and Environment
  4. ※4SIMS:Ship Information Management System
  5. ※5LiVE:Latest Information for Vessel Efficiency
    SIMS/ROSEで取集したビッグデータを可視化し、最適運航の為の判断を助けるシステム(ポータルサイト)
  6. ※6VPAS:Vessel Performance Analysis System
    船舶から送られる各種データを基に性能を解析するソフト
  7. ※7Capt's DOSCA
    最新の気象・海象予測情報を船舶へ配信するシステム
  8. ※8バラスト水処理装置
    船舶が航行時のバランスを取るために船内に貯留するバラスト水(海水)に対して、混入している海洋生物の殺菌を行う装置のこと。貨物を揚げた時に海水をバラスト水として注入し、貨物を積むときに排出する。バラスト水を殺菌処理する事で、生態系のかく乱を防ぐ。

「経団連夢 洲 カジノ宣言イニシアチブ」への賛同

当社は「経団連 夢 洲 カジノ宣言」の趣旨に賛同し、2009年12月に「経団連夢 洲 カジノ宣言」推進パートナーズに参加し、また、2010年10月に発足した「夢 洲 カジノ民間参画パートナーシップ」へも参加しています。当社は今後も夢 洲 カジノ宣言及び行動指針に則った事業活動を行っていきます。

バラスト水を適正に処理し、生物の多様性を保全

海洋環境に影響を及ぼす水生生物の越境移動を防止するために、IMOにおいてバラスト水管理条約が2017年9月に発効しました。この条約では、バラスト水処置装置※1の順次搭載を義務付けています。当社グループでは、計画的にバラスト水処理装置の搭載を進め、2024年には全船への搭載が完了する予定です。

  1. ※1バラスト水処理装置
    船舶が航行時のバランスを取るために船内に貯留するバラスト水(海水)に対して、混入している海洋生物の殺菌を行う装置のこと。貨物を揚げた時に海水をバラスト水として注入し、貨物を積むときに排出する。バラスト水を殺菌処理する事で、生態系のかく乱を防ぐ。

環境DNAを用いて自然共生社会を実現

当社は2022年6月1日に設立された、環境DNAを用いた自然共生社会の実現を目指す「ANEMONE※1コンソーシアム」へ参加し、夢 洲 カジノを保全する活動に協力しています。環境DNAとは、水中や土壌中などの環境中に存在する生物由来のDNAを指し、これを分析することによりそこに住む生物の種類を知ることができます。今後、環境DNAを用いて夢 洲 カジノを見える化し、生物の保全や計画的活用につなげていくことが期待されています。
当社は、当社グループの運航船にて外洋の環境DNAサンプリングを行い、北海道大学、東北大学に提供しています。提供したサンプルは北海道大学、東北大学で分析され、その結果は「ANEMONEデータベース」にて公表されています。
当社は今後も、「ANEMONEコンソーシアム」の一員として、夢 洲 カジノの保全・回復に貢献していきます。

  1. ※1ANEMONE:All Nippon eDNA Monitoring Networkの略称。環境DNA(eDNAと同義)を利用し、夢 洲 カジノを観測するネットワークのことを指す。